父や祖父、夫のパイプ、形見に残す?手放す?|迷ったときの考え方と、一部だけ売るという選択
こんにちは。喫煙具専門買取店 パイプのけむり の長尾です。
パイプの買取のご相談をいただくと、お品物のお話と同じくらい、持ち主だった方のお話を伺うことがあります。
「父が毎晩、書斎でくゆらせていたんです」
「祖父の机の引き出しに、何本も入っていて」
「主人が若い頃から集めていたもので」
そして、多くの方が同じように迷っていらっしゃいます。
「思い出があるから捨てられない。でも、全部をずっと持っておくこともできない」
今回は、ご家族が遺されたパイプを前に迷っている方に向けて、考え方のヒントを書いてみようと思います。
「全部残す」か「全部手放す」か、で考えなくていい
パイプの整理で迷ってしまうのは、「残すか、手放すか」の二択で考えてしまうからかもしれません。
ですが、パイプは1本ずつ形も木目も違う道具です。何本もあるなら、思い出の深い1本か2本だけを手元に残して、残りを手放すという選び方もできます。
形見として大切に持っておくパイプがあり、ほかのパイプは、次に使ってくれる愛好家のもとへ引き継がれていく。手放すことは、思い出を捨てることとは違います。
手元に残す1本の選び方
どれを残すか迷ったときは、次のような基準で考えてみてください。
いちばん使い込まれていたもの
火皿の内側が黒くなり、マウスピースに歯形が残っているパイプは、持ち主がいちばん長く手にしていた一本かもしれません。見た目はくたびれていても、毎日の姿がいちばん思い浮かぶのは、こうしたパイプです。
思い出の場面と結びついているもの
写真に写っていたパイプ、旅行先で買ったと話していたパイプ、贈り物として受け取ったパイプ。ご家族の記憶と結びついた一本は、ほかの何にも代えられません。
手に取ったときに、しっくりくるもの
理由はなくても、手に取ると持ち主の姿が思い浮かぶ、という一本もあると思います。そういう感覚も、大切な選ぶ理由です。
逆に、元箱に入ったまま使われていないパイプや、同じような形のパイプが何本もある場合は、手放す候補として考えやすいかもしれません。
価値を知ってから、残すものを決めてもいい
「どれに価値があるのか分からないから、決められない」という方もいらっしゃいます。
その場合は、先に全部を見せていただき、査定の結果を聞いてから、残すものを決めるという進め方もできます。
パイプのけむりでは、査定だけのご相談も歓迎しています。金額をお伝えしたうえで、「この1本はやっぱり残したい」というご判断も、もちろん大丈夫です。手放すものだけをお買取りし、残したいものはそのままお返しします。査定後にお断りいただいても、費用はかかりません。
手元に残すパイプは、こうして保管を
形見として残すパイプは、次のように保管していただくと、長くきれいな状態を保てます。
- パイプ袋や布に包んで、箱に入れる:ほこりや擦れを防げます
- 直射日光や湿気の多い場所を避ける:木の色あせや、ひび割れの原因になります
- マウスピースを無理に抜き差ししない:長く使っていないパイプは固着していることがあり、無理に回すと折れることがあります
元箱やパイプ袋が残っていれば、一緒に保管しておくのがおすすめです。
手放すパイプは、次の使い手のもとへ
パイプは、手入れをすれば何十年も使い続けられる道具です。ダンヒルやピーターソン、スタンウェルといったブランドのパイプはもちろん、刻印が読めないパイプや使い込まれたパイプも、次に使いたいと思っている愛好家がいます。
ご家族が大切にしてきたパイプが、また誰かの手で、ゆっくりとくゆらせてもらえる。そう考えると、手放すことにも少し前向きになれるかもしれません。
迷っている段階でも、ご相談ください
パイプのけむりでは、全国から宅配買取・出張買取・店頭買取でご相談をお受けしています。
「まだ手放すかどうか決めていない」
「何本あるのか、どれが何なのかも分からない」
そんな段階でも大丈夫です。まずは公式LINEに、パイプを並べた写真を1枚送ってください。刻印が読めなくても、箱がなくても構いません。お話を伺いながら、どれを残して、どれを手放すか、一緒に考えさせていただきます。
LINEは24時間受付、お電話は10時から22時まで年中無休です。大切なパイプのこと、どうぞお気軽にご相談ください。
